ブログ

はちきん地鶏と土佐ジローの違いについて

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは!

土佐はちきん地鶏のはちきんちゃんです!

今日は、お客様によく聞かれる土佐ジローさんとの違いについて説明します!

土佐はちきん地鶏も、土佐ジローもどちらも高知県を代表する地鶏ですが、

それぞれ違う点があるので説明していきます。

これを読めば土佐ジローとの違いが理解できますし、

後半はかなりマニアックな内容になっていますのでご友人に自慢できるような知識になっています!

 

流通の目的

大きく違うのは、土佐はちきん地鶏が精肉を主として

土佐ジローが卵を主としている点です。

分かりやすく言い換えると、

土佐はちきん地鶏は肉、土佐ジローは卵です。

(土佐ジローの卵は有名ですね。)

土佐ジローの鶏肉も一部で取り扱っているのですが、

出荷体重が小さいので出回ることはあまりありません。

(出荷体重の違いについては次で説明します)

 

出荷体重の違い

土佐はちきん地鶏の出荷体重は約3kg

土佐ジローは約1.5kgと言われています。

なんと土佐ジローってはちきん地鶏の半分くらいの大きさなんですね。

なので土佐ジローからお肉が取れる部位はわずかで希少性の高いお肉となっています。

逆に土佐はちきん地鶏の卵がなぜないのかは次で説明しますね!

 

飼育期間

土佐はちきん地鶏の飼育期間は80~87日。

土佐ジローは150日になります。

鶏はだいたい120日程度で卵を産むので、土佐はちきん地鶏は卵を産まずに出荷してしまいます。

土佐ジローが卵を産むまでで育つのはどうしても時間がかかってしまうんですね。

 

性格

鶏はオスメスで性格が大きく異なりますが、

どちらのオスは攻撃性があります。

ただ、土佐はちきん地鶏の方は比較的温厚な土佐九斤の血を継いでいるので少し温厚と言われています。

 

飼育密度

土佐はちきん地鶏が1㎡当たり8羽に対して、

土佐ジローは1㎡当たり6羽のという飼育密度になっています。

少し攻撃性が強いので、多少広めに飼っているんですね。

 

肉の味

この二つの大きな違いは触感にあります。

飼育日数が鶏の歯ごたえに影響を与えるのですが、

土佐はちきん地鶏が80日で程よい歯ごたえに対して、

倍の150日である土佐ジローは、いわゆるTHE地鶏の様なしっかりとした歯ごたえがあります。

 

違いまとめ

項目 土佐はちきん地鶏 土佐ジロー
流通の目的 もも肉、むね肉等、精肉を主とした出荷 卵がメイン
出荷体重 約3kg 約1.5kg
飼育期間 80~87日 150日
性格 やや攻撃性がある 攻撃性が強い
飼育密度 8羽/㎡ 6羽/㎡
肉の味 程よい歯ごたえと雑味のない旨味 歯ごたえのある触感としっかりとした旨味

 

これであなたも立派な地鶏マニアです!

知識と合わせて味も試してみたい方はコチラ!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. 【レシピ】鶏の肩肉を使ったチキン南蛮
  2. 【レシピ】胸肉を使ったしっとり唐揚げ
  3. 鶏肉なら何でもOKは間違い!?ダイエット中の肉の選び方
  4. 鶏の良さについて(牛と豚との違い)
  5. 【レシピ】鶏もも肉のさっぱり塩焼き
  6. はちきん地鶏はなぜお取り寄せでも美味しいのか
  7. 地鶏とブロイラーと銘柄鶏の違い
  8. 【レシピ】鶏もも肉を使った和風スパゲティー
PAGE TOP