こんにちは!
土佐はちきん地鶏のはちきんちゃんです!
今日は世の中の鶏の違いについて説明します。
ブロイラーとは…
短期生産を目的として作られた鶏の品種で、「若鶏」と表現されることもあります。
通常の鶏が成鶏となるのに必要な期間は4~5ヶ月程度ですが、ブロイラーの場合は30~50日程度。
実際2ヶ月もかからず成鶏となります。
日本で食べられる鶏肉のほとんどがブロイラーで、日本国内のみで年間約7億羽ものブロイラーが出荷されています。
ブロイラーの肉は柔らかく、食べやすいため様々な料理に適します。
しかし、大きな鶏舎の中で、すし詰め状態で飼育されることによるストレスなどの影響により、
品質や味は劣るという声もあります。(最近はだいぶ改善されつつありますが)
ご家庭で食べるには非常に手に取りやすく、料理もしやすい商品です!
銘柄鶏とは…
はっきりとした条件が定められている地鶏とは異なり、銘柄鶏と呼ぶための定義はありません。
“美味しさを求めて飼料や飼育期間に工夫し、育てられた食鶏”を銘柄鶏と呼び、
わかりやすく言うと、
“地鶏の条件には当てはまらないがブロイラーではない食鶏”や、“ブロイラーをアップグレードした食鶏”が
銘柄鶏と言われています。
地鶏とは…
地鶏は厳しい規格が求められています。
- 両親又は片親が在来種で在来種の血が50%以上入っている
- 28日齢以降は1㎡あたり10羽以下で飼育している
- 28日齢以降は平飼いで飼育している
- 75日以上で飼育したもの
と言ったように飼育方法・飼育期間等、所定の方法で飼育されたものが、地鶏です。
名古屋コーチン・比内地鶏・薩摩地鶏を筆頭に、鶏肉の中では一番グレードの高い商品です。
適度な歯ごたえと、各々特徴のある食味食感が楽しめます。
ちなみに土佐はちきん地鶏は
- 土佐九斤と大軍鶏という地鶏の血統を引き継ぎ
- 1㎡あたり8羽以下(より伸び伸びと)
- 高知の豊かな自然の中で
- 80日以上の期間で
飼育しています。
先ほどの地鶏の規格を満たした由緒正しき鶏なんですね。